EMSとは?美容で使われる仕組みと効果・注意点をやさしく解説

美顔器やエステの説明で「EMS」という文字を見ても、電気を使うことまでは分かるけれど、その先が少し曖昧ではないでしょうか。

こんにちは、『ゴイノワ』のナギです。わたしも美容機器の説明で見かけるたびに、何を刺激しているのかが気になっていました。

美容のEMSを知るなら、まず「電気で筋肉を動かす技術」とつかむと話が早いです。そこから使われ方や注意点まで見てみます。

目次

EMSは電気で筋肉を刺激するもの

EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略です。日本語では、電気刺激によって筋肉を収縮させる技術という意味で使われています。

外から電気刺激を与えて筋肉を動かすのがEMSの基本。自分で力を入れて動かす筋トレとは、筋肉への刺激の与え方が違います。

筋肉はもともと、脳から送られる電気信号を受けて動きます。EMSはその仕組みを利用し、皮膚の上から電気刺激を与えるものです。

EMS

電気刺激によって筋肉を収縮させる技術

美容ではどこに使われる?

美容分野では、美顔器や痩身エステ、ボディケア機器などでEMSという言葉を見かけます。顔なら表情筋、体なら腹部などへの刺激に使われます。

ここで一度止まったのが、「EMS=美容専用の技術なのか」という点でした。実際にはそうではなく、リハビリなどでも電気刺激は利用されています。

つまり、美容機器で見かけるEMSも、元になる発想は筋肉への電気刺激です。美容ではその技術を、顔や体のケアへ応用していると考えると分かりやすいですね。

ナギ

美容だけの言葉ではないんですね

美顔器のEMSは何をする?

EMSを搭載した美顔器では、電気刺激によって表情筋へ働きかける仕組みが使われています。使うとピリピリした刺激を感じる製品もあります。

ただ、刺激が強ければ強いほどよいとは限りません。Panasonicも、筋肉を動かすうえでは刺激の強さだけでなく、与え方や間隔にも触れています。

「強く感じるほうが効きそう」と思ってしまう気持ちは分かります。わたしならここは感覚だけで決めず、まず製品が想定する使い方を見ます。

EMSだけで痩せるとは限らない

美容やボディケアのEMSでは、「引き締め」や「筋肉への刺激」といった表現をよく見かけます。そのため、ダイエット機器のように感じる人もいるかもしれません。

ただし、EMSは電気刺激で筋肉を収縮させる技術です。体脂肪そのものを直接なくす仕組みと同じ意味ではありません。

ここは勢いで「貼っておけば痩せるもの」と受け取りたくないところ。美容広告を見るときも、筋肉への作用と体重減少は分けて読むほうが意味を取り違えません。

低周波治療器とは同じなの?

電気を流す機器と聞くと、低周波治療器を思い浮かべる人もいるでしょう。どちらも皮膚の上から電気刺激を使うため、似て見えるのも自然です。

ただ、電気刺激を使う機器は目的によって呼び方や使われ方が異なります。医療分野では、筋肉を刺激するEMSのほか、痛みへの刺激を目的とするTENSもあります。

「電気を使う機器なら全部EMS」とは考えないほうがよさそうです。商品を見るときは、何のために電気刺激を使う製品なのかを先に確かめたいですね。

家庭用EMSは使い方にも注意

家庭用のEMS機器は身近になりましたが、特に顔へ使うタイプは注意も必要です。東京都は家庭用EMS美顔器について、使用時のトラブルを紹介しています。

報告されているのは、かゆみや炎症、頭痛などです。顔は皮膚が薄い場所でもあるため、自己流で出力を上げたり、長く使ったりするのは避けたいところ。

製品ごとに使用できる部位や時間、使えない人の条件も異なります。購入したら、まず説明書の使用部位と注意事項を見る。わたしならそこから始めます。

EMSは「筋肉への電気刺激」と覚える

EMSとは、電気刺激によって筋肉を収縮させる技術です。美容では、美顔器やエステ、ボディケア機器などで取り入れられています。

「美容によさそう」という印象だけで覚えるより、何をしている技術なのかまで分かると、商品説明もかなり読みやすくなります。

次にEMSという文字を見かけたら、まず「どの筋肉を、何の目的で刺激する製品なのか」を見てみてください。それだけでも選ぶときの迷いが少し減るはずです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ゴイノワ」ナギ

『くらしごと』では、暮らしの中で気になることや、動く前にちょっと確認しておきたいことをわかりやすくまとめています。

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