7ナンバーとは?5ナンバーとの違いと珍しい理由をわかりやすく解説

車のナンバープレートを見ていると、「5ナンバー」や「3ナンバー」という言葉はよく耳にするのに、「7ナンバー」はあまり聞かないですよね。街中でも見かけることがほとんどなくて、「そもそも7ナンバーってどんな車についているの?」と疑問に思う人も多いかと思います。

こんにちは、『ゴイノワ』のナギです。今回は、そんな7ナンバーの意味や仕組みを、5ナンバーとの関係を軸に丁寧に見ていきます。

「なんとなく聞いたことはある」から「ちゃんとわかっている」へ、一緒に整理していきましょう。

目次

7ナンバーは小型乗用車の分類番号

7ナンバーとは、ナンバープレートの上段に表示される2〜3桁の「分類番号」が「7」から始まるものを指します。この分類番号は、車の用途や大きさによって割り当てられていて、7ナンバーは小型乗用車に使われる分類番号です。

同じ小型乗用車の分類番号としては「5ナンバー」がよく知られていますね。7ナンバーは、5ナンバーの希望番号の組み合わせが枯渇した際に払い出されるもので、車の種別として5ナンバーとまったく同じ区分に入ります。

軽自動車の場合は黄色地に黒文字のプレートで「700〜799」の3桁が使われ、白地に緑文字の小型乗用車では「7」「70〜79」「700〜799」が使われます。見た目の色は変わりますが、いずれも同じ「7ナンバー」と呼ばれます。

小型乗用車に当てはまる条件

そもそも小型乗用車(5ナンバー・7ナンバー)とは、次の条件をすべて満たす車のことです。軽自動車・大型特殊・小型特殊に当てはまらないものが前提になります。

  • 全長4.7m以下
  • 全幅1.7m以下
  • 全高2.0m以下
  • 排気量2000cc以下(ガソリン車の場合)

この4つの条件のどれか一つでもオーバーした場合は、普通自動車(3ナンバー)の扱いになります。「ちょっと幅が広いだけで3ナンバーになるんだ」と感じる人もいるかもしれませんが、それくらい数字のラインははっきりしています。

7ナンバーはこの条件をすべて満たす車に割り当てられる点では、5ナンバーとまったく同じです。番号が違うだけで、車の格が変わるわけではありません。

なぜ7ナンバーは珍しいのか

7ナンバーが珍しく感じられる理由は、もともと「三輪小型乗用車」のための番号だったことと、1980年代に希望ナンバー制度が普及したことにあります。

1984年以前、分類番号7は三輪の小型乗用車に使われていました。1960年代後半に三輪自動車の生産が終わり登録台数が激減したため、その後は小型乗用車全般の補完用として割り当てられるようになったのです。

希望ナンバー制度が広まってからは、5ナンバーの特定の番号の組み合わせが先に埋まると7ナンバーが使われます。登録台数の多かった「品川」「横浜」「神戸」などの地区では、バブル期に実際に7ナンバーが割り当てられていた時期もあり、当時は人気を集めたという話も残っています。

5ナンバーと7ナンバー、何が違う?

「じゃあ、5ナンバーと7ナンバーで税金や保険料は変わるの?」と気になる方もいるかと思います。結論からいうと、分類番号が5か7かで税金や自賠責保険料が変わることはありません

税金は排気量や車両重量・環境性能で決まりますし、任意保険は型式ごとの事故実績によって左右されます。7ナンバーになったからといって保険料が上がる、ということはないです。

ナギ

番号が変わっても維持費は変わらないから安心!

意図的に7ナンバーにできる?

「7ナンバーがほしい」と思ったとき、狙って取得できるのかも気になるポイントです。ここがちょっと面白くて、わたしも調べてみて「なるほど」と思った部分でもあります。

希望ナンバー制度を使って、5ナンバーで「500番台の番号がすでに埋まっている組み合わせ」を指定すると、7ナンバーが割り当てられる可能性があります。ただし、これは自動的にそうなる場合もあれば、タイミングによって5ナンバーが空いていて5ナンバーになる場合もあるため、確実に7ナンバーになるとは言い切れません。

希望ナンバーの手続き自体は、国土交通省が運営する「希望番号申込サービス」からオンラインで申し込む形になっています。申し込み後、製作が完了したプレートを管轄の運輸支局で受け取り、車両に取り付ける流れです。

分類番号と車の種別、覚えておくと見方が変わる

7ナンバーについてまとめると、5ナンバーと同じ「小型乗用車」区分の分類番号で、5ナンバーが枯渇した際に使われる補完的な番号です。税金にも保険料にも影響しないので、7ナンバーがついていても維持費の面では5ナンバーの車とまったく変わりません。

分類番号は車の大きさや用途を示すものなので、7ナンバーを見かけたらそれだけで「小型乗用車なんだな、全幅1.7m以下なんだな」とすぐ読めるようになります。ナンバーの先頭の数字を見るだけで車のサイズ感が分かるのは、知っておくとちょっとだけ楽しくなる豆知識です。

次に駐車場で7ナンバーの車を見かけたら、「これは5ナンバーの補完枠なんだ」とすっと思い出せるはず。街中の車を眺めるときに、少しだけ視点が変わるかもしれません。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ゴイノワ」ナギ

『くらしごと』では、暮らしの中で気になることや、動く前にちょっと確認しておきたいことをわかりやすくまとめています。

注目記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次