数学の問題を解いていると、「2数の和を求めよ」とか「大小2数の積が…」みたいな表現に出会うことがあります。なんとなく雰囲気で読んでいたけど、改めて「2数ってどういう意味?」と立ち止まった経験はありませんか?
わたし自身も、最初は問題文を読みながら「数が2個ある、ということでいいのかな」とふわっとした理解で進めていた覚えがあります。『ゴイノワ』のナギです。今回は、この「2数」という言葉の意味と、実際の問題でどう出てくるかをまとめてみました。
読み方や使われる場面など、一つひとつ順番に見ていきましょう。
2数の意味と読み方
「2数」は、「2つの数」という意味の数学用語です。2個の数をまとめて指すときに使う表現で、それぞれが何という数かはその問題によって変わります。
読み方は「ニスウ」が一般的です。「ニカズ」とも読めそうな気がしますが、数学では「数」を「すう」と音読みにするケースが多く、「ニスウ」と読むのが自然です。
日常会話ではあまり聞かない言葉ですが、数学の問題文では「2数の和」「2数の積」「2数を求めよ」という形でよく登場します。
数学の問題でどう使われる?
「2数」が出てくるのは、主に中学・高校数学の問題文です。具体的にはこういう問われ方をします。
- 和が5、積が3になる2数を求めよ
- 大小2つの数があり、差が8で積が48である
- 連続する2つの整数の積が56になるとき
「和」「積」「差」などの条件がセットで与えられて、その条件を満たす2つの数を探す問題がほとんどです。
高校数学になると、2次方程式の解と係数の関係でも「2数α、β」という使い方が出てきます。このときの「2数」も意味は同じで、2つの数(解)のことです。
符号が違うだけの「2数」に注意
「数字の部分が同じ2数」という表現で出てくるパターンもあります。たとえば3と−3、4と−4のように、絶対値が同じで符号だけ違う2つの数を指すことがあります。
ナギ絶対値が同じって、こういうことか!
この場合の「2数」は、数直線上の原点から等距離にある2点を表していると考えると分かりやすいです。問題文によって「2数」が指す意味合いが少しずれることがあるので、前後の文脈を確認する癖をつけておくとよいです。
「2数を求めよ」という問題では、答えとして2つの数を並べて書くのが基本です。どちらか一方だけ書かないように気をつけましょう。
2数の和・積から考える解き方
「2数の和がA、積がBのとき2数を求めよ」という問題は、中学・高校数学でよく出るパターンです。このとき、2数をxとyとおくと連立方程式で解くこともできますが、高校では2次方程式を使った解き方も登場します。
- 和と積を使った2次方程式
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2数をα、βとすると、x²−(α+β)x+αβ=0 の形で方程式が作れる
たとえば和が5、積が6なら、x²−5x+6=0が「その2数を解にもつ2次方程式」になります。これを因数分解や解の公式で解くと、求める2数が出てきます。
「2数を求めよ」という問いで戸惑う人は、まずこの「和と積で方程式を作る」という発想を確認してみると解きやすくなります。
「2数」で迷ったら何を見ればいい?
「2数」は言葉の意味自体は単純で、2つの数のことです。ただ問題文によって、連続する整数なのか、符号違いの数なのか、条件から探す2数なのかで問われ方が変わります。
問題文を読むとき、「2数」という言葉の前後に何の条件が書かれているかを先に確認する習慣をつけると、解き方の方向が見えやすくなります。条件の読み取りが式の立て方に直結しているので、そこを雑に流したくないんですよね。
和や積の問題で詰まった場合は、2次方程式や解と係数の関係を改めて確認してみるのがおすすめです。「2数」という言葉に慣れてしまえば、問題文を読むスピードもあがってきます。











